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願成寺古墳群美術展 イベントディー

 

 

美術展2日目の23日は、多くのイベントを用意しました。

 

いずれも前回を上回る参加者がありました。

 

10時からは二村さんを講師にワークショップを開催しました。

 

生まれ変わってたものを想像しながら仮面を作り30mの布に絵を描いてそれを古墳群に展示しました。

 

また参加者の声を録音編集し43号墳から流します。

 

お昼のネシアンのカレーを挟み、12:30から学芸員の横幕さんの古墳レクチャーです。

 

「副葬品に見る古代のモノづくり」をテーマに90分の講座です。

 

美術展を含めた「池田山麓物語」全体を貫く骨格にあたる催しです。

 

これが「池田山麓物語」を単なる一過性のイベントをこえるものにしていると自負しています。

 

14:15からは古墳群を巡りながら作家による作品説明会です。

 

作品解説が必要かどうかは意見の分かれるところですが、新緑の古墳群を散策し古墳に眠る人に畏敬の念をはらいながらの説明会はまた違った感慨深さがあります。

 

もっとも作品解説だけでは、十分味わうことはできませんので、直接目で見て肌で感じてほしいと思っています。

 

同時に古墳をはじめとする史跡の保存活用例としての提案になればとも考えています。

 

 

横幕さんはレクチャーの最後に、ノーベル賞を受賞された大隅教授の「役に立たないもの」という言葉と、最近話題になった「学芸員はガン」という発言を例に、古墳を知る意味のお話をされました。

 

地道な研究が今役に立つかどうかわからくても、やがてそれが大切なものに繋がるかもしれないし、そうした研究が行え、それに胸ときめかす社会に本当の豊かさを感じます。

 

アートにも似た部分が多分にあると思います。

 

近視眼的に役に立つ立たないでその価値を判断するのではなく、それを受け入れる社会こそ重要に思います。

 

また役に立つかどうかは、現在の価値基準で判断するので、新しい価値観を現在の段階で理解できないのはむしろ当然でしょう。

 

わからないところにこそ未来があるように思います。

 

したがって重要なのは、そうした活動を認める自由だともおもいます。

 

夜は交流会で、池田山で捕れた鹿鍋もふるまいました。

 

参加者の中には養老鉄道サイクルトレインを利用した関連企画の方もありました。

 

これらは今後の地域の活性化の一つのカギとなると思います。

 

 

 

 

2017.04.24 Monday | 12:35 | comments(2) | trackbacks(0) | - | 
連日お疲れさまです。
23日のレクチャーには、行くことが出来なくて残念に思っていました。
参加された方から横幕さんのお話を聞き、大変感銘を受けました。
そして、土川さんの思いのこもった記事を拝読して、さらに胸が熱くなりました。
この記事はコピーしてとっておきたいです。

今日、岐阜市材木町にある「ナガラガワフレバー」に行ってきました。
「古墳群美術展」のチラシが置いてあったので、うれしくてお聞きしたら、フレバーの陶芸家さんが出展されているからと言われました。

多くの方に見ていただきたいですね。 
| いそこ | 2017/04/28 10:40 PM |
いつもありがとうございます。
貴女のような方の言葉に後押しされているのだと思います。
| つちかわ | 2017/05/09 8:41 PM |